パラサイト・シニアのお気楽日記

60代半ばにさしかかり、経済的自立できずに、パラサイトしている、おバカなシニア女史の、日々のつぶやきです

都会の片隅に、

密やかな春の訪れを、観てきました、、、


昨日は、新宿御苑近くまで、足を延ばしました。


新宿御苑は何度か訪れたことがある、好きな公園なのですが、


御苑には入らず、「玉川上水・内藤新宿分水散歩道」という


由緒ある散歩道を歩いてきました。(大木戸門までの短い散歩道です)


梅の花が微かに香り、季節を感じさせてくれます。


小川の水は、予想以上に綺麗に澄んでいて、


水辺には、丈の伸びたふきのとうが、ところどころに姿を見せています。


ツワブキの花の名残も1株、残っていました。


一輪草、二輪草、エビネ、シュンラン、チゴユリ、等々、


まだ花の影も形も、見えないのですが、


名札だけが、覚えきれないほどたくさん、並んでいます。


こんな都会の片隅で、本当に咲くのかしら?


うーん、これは、実際に目撃しなきゃ、信じられない!


花たちが、けなげに、咲く頃に


「また、歩いてみよう!」


そう思わずにはいられない、


密やかな、都会の小さなお散歩でした。





因みに、ふきのとうと、ツワブキの写真をアップしようと、


何度も試みましたが、、、できませんでした(泣)

書けない日も、ある

以前、働いていた職場で、「天然なんだから!」と仲間の人たちから


笑われることが、結構ありました。


「天然?」当時の私は、“天然”の意味がわからなかったので、


そのままスルーして、平和に、生きてきました。


そんなのんきでおバカな私ですが、


今夜は、なぜか気分が落ちて、書けません、、、


それなら、おとなしくしていればいいのに、ね!



誰かに、落ち込んでること


聴いてほしいんです、きっと。



先程、読者になっている方のブログが更新されたので、お邪魔してきました。


彼女は、日々、真摯に、自分の内面の感情に向き合って、


悩んで、葛藤して、頑張っています。


そして、自分の気持ちを、とても素直に、的確に、表現してくれます。


読んでいる私にまで、その気持ちが伝わってきて


励まされます。


今夜は、涙が、こぼれました。


彼女に、「ありがとう」です。


おかげで、ブログ、少しだけ、書けてます。

DVD2本立て

昔話になってしまいますが、、、


映画館で映画の上映に、「2本立て」、などという時代があったことを


記憶の片隅から思い出しました。


今日は、まさに、DVD2本立ての贅沢な一日でした。


午前の部は、準新作(レンタル店表示)のイギリス映画「ベロニカとの記憶」です。


主人公は60歳を過ぎ、一人引退生活を送る、偏屈なトニー。


ある日、彼のもとに届いた1通の手紙から、


青春時代に自分が犯した過ちを確かめる、彼の旅が、始まります。


昔の恋人や、旧友たちを訪ね、過去と現在が交錯しながら物語は展開します。


恋人や旧友たちとの再会を通して、


彼は、自分の記憶と真実とが、違っていることに気づいていきます。


「人は過去を装飾し、都合よく編集する。」


そう気づくことで、ようやく彼は、過去の自分の過ちを受け入れることができ、


家族や日常、そして自分自身と、和解していきます。


最後のミステリーの「落ち」は、陳腐じゃなくて、中々のものでした。


同年代のシャーロット・ランプリングが、クールで素敵でした。


午後の部は、新作、これもイギリス映画「輝ける人生」です。


コメディに分類されてたけど、観て愉しいだけじゃなくて、


パンチの効いたユーモアや、心にしみる金言が、随所にちりばめられた


かなりGOODな作品でした。(お勧めです!)


還暦過ぎて、熟年離婚、姉妹の確執と和解、新しい出会い、不慮の病


自分らしさの発見、等々


現在進行形で共感できて、笑えて、そして泣けました。


DVD2本立てで、極上の贅沢な時間を過ごしました。


元気の素、充電完了です。