パラサイト・シニアのお気楽日記

60代半ばにさしかかり、経済的自立できずに、パラサイトしている、おバカなシニア女史の、日々のつぶやきです

さくらの季節に思うこと

花冷えの日が続いて、風邪をひいている人も、ちらほら出始めていると
風の便りに聞こえてきます。
毎年、桜が咲く時期になると、その花の美しさにハッとして

こんなところにも桜の木があったのか、と驚かされます。

花が咲くまでは、その木が桜なのか、気にも留めないで

通り過ぎていたのですが、、、
街路樹など、植えられたら最後、その環境が過酷であったとしても、
動くこともできない。

昔、自分の家を建てて2年目ぐらいの時、

すぐ前の土地に、境界線ぎりぎりで、2階建ての家が建ちました。
それまでは、狭いながらも、わが庭に、
海棠や金木犀や山茶花の木を植えたり、
芝桜、勿忘草、二輪草、銀杯草、スズラン、などなど、好きな花を植えて

愉しんでいたのですが、、、

あっという間に日陰の庭に、なってしまったのです。(涙)
これは、結構ショックでした。

悩みましたねー、

日陰の庭を眺めて、毎日、ため息ついてました。
でも、庭を眺めていて、ある日、気づいたんです。
私が勝手に植えた、木も草花も、ここから逃げ出せない、
不平も言わずに、耐えてる、生きてる
すごいなぁ、って思いました。
植物は、無言だけど、
季節になれば、花を咲かせ、目を愉しませ、心を癒してくれます。
すごいことだと、思います。
だから、
梅が咲いたら、
桜が咲いたら、
オオイヌノフグリが咲いたら、
タンポポが咲いたら、
大いに愛でてやりたいと思うのです。
すごいねー、きれいだねー、かわいいねー、見事だねー、って。
今は、春、春爛漫。
拍手喝采の季節です。