パラサイト・シニアのお気楽日記

60代半ばにさしかかり、経済的自立できずに、パラサイトしている、おバカなシニア女史の、日々のつぶやきです

DVD2本立て

昔話になってしまいますが、、、


映画館で映画の上映に、「2本立て」、などという時代があったことを


記憶の片隅から思い出しました。


今日は、まさに、DVD2本立ての贅沢な一日でした。


午前の部は、準新作(レンタル店表示)のイギリス映画「ベロニカとの記憶」です。


主人公は60歳を過ぎ、一人引退生活を送る、偏屈なトニー。


ある日、彼のもとに届いた1通の手紙から、


青春時代に自分が犯した過ちを確かめる、彼の旅が、始まります。


昔の恋人や、旧友たちを訪ね、過去と現在が交錯しながら物語は展開します。


恋人や旧友たちとの再会を通して、


彼は、自分の記憶と真実とが、違っていることに気づいていきます。


「人は過去を装飾し、都合よく編集する。」


そう気づくことで、ようやく彼は、過去の自分の過ちを受け入れることができ、


家族や日常、そして自分自身と、和解していきます。


最後のミステリーの「落ち」は、陳腐じゃなくて、中々のものでした。


同年代のシャーロット・ランプリングが、クールで素敵でした。


午後の部は、新作、これもイギリス映画「輝ける人生」です。


コメディに分類されてたけど、観て愉しいだけじゃなくて、


パンチの効いたユーモアや、心にしみる金言が、随所にちりばめられた


かなりGOODな作品でした。(お勧めです!)


還暦過ぎて、熟年離婚、姉妹の確執と和解、新しい出会い、不慮の病


自分らしさの発見、等々


現在進行形で共感できて、笑えて、そして泣けました。


DVD2本立てで、極上の贅沢な時間を過ごしました。


元気の素、充電完了です。